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カラーアンダートーンシステム
Color Undertone System®

自分自身を表現するために、色の仕組みを知る

あなたが誰かに出会い、第一印象で「素敵だな」と思うのは、どんなときでしょうか。やはり見た目の印象が大きいのではないでしょうか。ところが目一杯おしゃれをしているつもりでも、魅力的に見える場合とチグハグな印象を与えてしまう場合があります。その理由はどこにあるのでしょうか。

本来人間は中身で判断されるべきですが、ファッションやメイク、持ち物、インテリアなど、その人を取り囲むすべてのものが、『その人自身』を表現する重要なファクターになっています。その中で色が与える印象はとても大きく、色のバランス次第で素敵にも見え、また魅力が半減してしまうこともあるのです。

つまり、色を上手に使いこなすことは、自分自身の印象をコントロールすることにもつながります。また人と人とがコミュニケーションをする上で、有効な手段のひとつとも言えるのです。

色を自分自身の生活に上手に活かすには、まず色の仕組みについて理解することが大切です。少し複雑な感じがするかもしれませんが、色の成り立ちを知っていると、自分自身の様々な生活シーンに役立たせることができます。効果的な配色やバランスのテクニックを取り入れ、あなた自身をより豊かに表現してみましょう。

ヨシタミチコのカラーアンダートーンシステム® (CUS®)

色は、色相、明度、彩度によって作られています。
その中でも、色相、明度、彩度を持ったものを有彩色、明度のみを無彩色と言います。WAMカラーアンダートーンシステム®とは、すべての色を青みが多く含まれているか、黄みが多く含まれているかによって、2つに分ける考え方です。

色の3属性

■明度

色の明るさ、暗さの度合いを表しているのが「明度」です。もっとも明度が高く明るい色は白、逆に最も明度が低く暗い色は黒です。

■色相

イメージは虹。赤、橙、黄、緑、青、紫…と、赤から紫へ徐々に変わる色味のことを「色相」といいます。白や黒などの無彩色に色相はありません。有彩色の中でもっとも明るい色は黄色ですが、黄色に白を少しづつ加えていくと、さらに明度の高いクリーム色になり、黒を少しづつ加えていくとカラシ色となり、明度が低くなります。

■彩度

色の強弱の度合いを表しているのが「彩度」です。色味の強い鮮やかな色(高彩度)を純色(これ以上色みが入らないくらい、密度のある色。水が一滴も含まれていない100%のジュースのイメージ)といい、この純色に色を加えていくと彩度は低くなります。「明度」は色を加えていくと高くなったり低くなったりしますが、「彩度」は色を加えるほど低くなります。

色味度

色を分類する場合、例えば暖色・寒色という分け方があります。これは暖色=赤・橙など、寒色=青・青緑など、色相ごとに色を区切った分け方ですが、こういった分け方とは別に、色味で色を分類する方法があります。青みを多く感じさせる色「ブルーアンダートーン」と、黄みをより多く感じさせる色「イエローアンダートーン」の2つに分けて分類する方法です。青みを感じるという心理的見え方で色を分類するので、暖色に分類される赤にもブルーアンダートーンの赤があり、寒色に分類される青にもイエローアンダートーンの青があります。ブルーアンダートーンの色どうし、イエローアンダートーンの色どうしは調和するという同一アンダートーンによる配色理論を「カラーアンダートーンシステム」®(CUS®)とよんでいます。

CUS色相環

カラーアレンジチャートで配色のルールを知る

カラーアレンジチャート

色はブルーアンダートーン、イエローアンダートーンに分けられる、ということが理解できたでしょうか。では次に、同じアンダートーンの色を使って配色を行います。

配色をする際は、同じ系統の色「同系色相」や、似た系統の色「類系色相」、また反対の色「反対色相」などで組み合わせる配色があります。また、同じ色の調子で合わせる「同系色調、似た系統の色相で合わせる「類系色調」、また反対の色調「反対色調」があります。

このような調和しやすい配色のルールをベースに、配色の基本を学びます。

●カラーアレンジチャートとは

カラーアレンジチャート色相環は黄、黄緑、緑、青緑、緑青、青、青紫、紫、赤紫、赤、赤橙、黄橙の順に並んでいます。配色を考える場合、同系、類系色相や色調では穏やかな調和が、反対色相・色調では変化に富んだ組み合わせになります。また、色調は外側から高明度、中明度、低明度ブロックの順に並んでいます。

配色をアレンジしてステップアップ

2色以上の色を並べて、新しく色の効果を生み出すことを「配色」と言います。私たちはふだん、色を単色で見るのではなく、配色として目にすることがほとんどです。配色が調和しているかしていないかで、その色が美しく見えたり、そうでなかったりします。

色彩調和の中には、前項で紹介したような、「色相配色」と「色調配色」による調和があります。この色相配色、色調配色を基本にして、次はアクセント、コントラスト、グラデーション、セパレーション、ドミナントなどの配色テクニックを使い、自分なりの色の組み合わせを工夫してみましょう。

配色を調和させる方法は大きく分けて2つあります。まずひとつ目は統一感を持たせて全体のバランスを考える配色、もうひとつは変化をつけてリズム感を演出する配色です。グラデーションやドミナントカラー、ドミナントトーンなどの色馴染みのいい配色は統一感のある配色で、アクセント、コントラスト、セパレーションなど、引き立たせる色を組み合わせた配色がリズム感のある配色になります。これらの配色テクニックは、ファッションのみならず、インテリアやフラワーアレンジなど、様々なカラーコーディネートシーンで応用できます。

■アクセント

アクセントは「強調」という意味の配色テクニックです。そのままでは平凡になってしまう配色のどこかに、1色、反対の色をわずかな面積で加えることで、配色全体に変化が生まれ、引き締まった印象になります。

配色テクニック アクセント

■グラデーション

リズミカルな色の変化でバランスをとる配色テクニックです。明度や彩度を高→低に段階的に変化させる色調のグラデーション。また色相環順で赤、黄、緑、青、紫と色を変化させる色相のグラデーションがあります。

配色テクニック グラデーション

■コントラスト

対照的な色どうしを組み合わせることでバランスをとるテクニックです。強い色と弱い色、明るい色と暗い色、反対色どうしといった強烈な対照感は、配色に動きをもたらします。ダイナミックに対照の面白さを引き出したほうが効果的。

配色テクニック コントラスト

■セパレーション

「分離」という意味を持った配色テクニックです。となり合った色どうしが強烈過ぎたり、似すぎているとバランスが崩れますが、その中間に白、黒、グレーなどの無彩色を入れることで、配色全体をすっきりと落ち着かせることができます。

配色テクニック セパレーション

■ドミナントカラー

ドミナントには「支配する」という意味があります。ドミナントカラーとは、全体を一つの支配する色でまとめ、同じ色相で統一感を持たせるテクニック。森にはさまざまな木がありますが、ドミナントカラー「緑」でまとまっています。

配色テクニック ドミナントカラー

■ドミナントトーン

ドミナントトーンは支配する色調で全体をまとめるテクニックです。紅葉する山には赤・黄・オレンジなどさまざまな色の葉がありますが、全体に調和が取れた感じがするのは、色は違っても「深みのある色調」でまとまっているからです。

配色テクニック セパレーション

色の知識をもとに自分なりの配色にチャレンジ

shiki

夕焼けや朝焼けが見せる美しい空の色の変化、山と緑の枝の配色、街で目にとまるおしゃれな色合いの看板など、私たちの身のまわりには、たくさんの色があふれています。色のしくみや配色バランスの知識を得ると、これらの色使いにも不思議と目がいくようになるはずです。

色の知識は、ファッション、インテリア、フラワー、テーブルコーディネートなど、生活の中の多くのシーンで役立てることができます。

赤、黄、オレンジの組み合わせで明るく生き生きとした印象に、緑、青、紫の組み合わせですがすがしくさわやかな印象に…というように、色相でイメージを表すのも良いでしょう。

また薄い、明るい、濃い、暗いなど、色調の変化や面積の大小で効果的な組み合わせを作り出すのもよいでしょう。逆に、紫、黄といった対照的な色で、コントラストの強い、刺激的な配色を作り出すこともできます。

柔らかい印象にまとめたい場合は薄いペールトーンで、コントラストを強くしたい場合は、はっきりとした色合いのビビットトーンでまとめるという方法もあります。

まずはいちばんの基本である、ファッションの配色からスタート。より魅力的に自分を引き立てる色を見つけ、シーンに合わせたイメージで、さまざまな配色にチャレンジしてみましょう。

色彩の知識はとても奥深く、あなたのセンスを磨く指標にもなります。
カラースペース・ワムでは、パーソナルカラー診断無料の体験講座(レッスン)を開催していますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください。