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色を心のケアに活かす

わたしたちが視覚から受ける影響力は多大です。身体や感覚機能が低下した高齢者のための室内表示や標識は、認知しやすい色の組み合わせでより安全性を高めることができます。
また視覚や皮膚感覚でキャッチした色の波動は無意識に血圧や脈拍、呼吸数に影響を与え、心身のリラクゼーションが増したり、色で心が活性化し、積極的な気持ちになったりします。
快適性を考えたインテリア、エクステリアの色彩計画はもちろんのこと、色彩心理を利用した「色を心のケアに活かす」活動もますます必要になってきています。

アプリコット 「アプリコット」は穏やかな家族団らんをイメージさせ、心を開放してくれる色。
食欲不振を癒してくれる。
パウダーブルー 「パウダーブルー」は興奮状態の神経を静め、精神の安定をもたらす色。
睡眠を促し、疲れた心身を癒してくれる。
パウダーピンク 「パウダーピンク」は甘く優しい気持ちにしてくれる色。
女性ホルモンの分泌を高め、心を和ませてくれる。
パステルグリーン 「パステルグリーン」は安全性と安定感を連想させる色。
草花や樹木に代表されるように心にやすらぎを与えてくれる。
ライトレモンイエロー 「ライトレモンイエロー」は明るくて目につきやすい色。
軽快なリズム感で人間関係のストレスを解消してくれる。

高齢者施設の色彩計画

高齢者施設の色彩計画

高齢者施設におけるエントランスホールは、入居者や訪問する人たちを暖かく迎える雰囲気づくりが求められます。
フロアデザインは最初に足を踏み入れた時に感じる第一印象で決まります。
大きなスペースは単調になりがちですが、配色でリズム感が生まれるように大胆な組み合わせの模様貼りで空間を印象づけます。

デイルームコミュニケーションルーム(和室)

団らんや食事の場としてのデイルームや多目的に使いたい和室などは、コミュニケーションをはかる場として大切にしたい空間です。食欲の色といわれるオレンジ色やぬくもり感のある黄色は、自律神経系を活性化させ、体感温度を上昇させる効果があり、会話も弾みます。交流の場にふさわしい居心地のよさと気持ちを和ませる配色を行います。

色の視認性

高齢者施設のサイン計画

高齢者施設のサイン計画は、加齢による身体機能の低下や視力の低下で見え方が変化していくことを考慮して、高いところではなく高齢者の目が届きやすい床面の利用が適しています。
また、それぞれの場所に合った床の配色を考えることで、単調になりがちな長い廊下を生き生きした表情に変えることができます。特に自分の居室がわかりやすいように出入り口を色分けしておくなどちょっとした一工夫で、高い視認性、誘目性を確保することができるのです。

色彩ボランティア

色彩ボランティア

わたしたちはリラックスしたい時、自然と緑色を求めたり、赤を見ると気持ちが高揚したりしますが、それは無意識に色が心に影響を与えているからなのです。
このような色の感情効果や色彩心理を理解し、色の知識をもつ人たちが今、定期的に高齢者施設やフリースクール、障害者施設などに出向き、色をとおしてコミュニケーション活動を行なっています。

カラーセラピスト

カラーセラピーとは色彩のもつ感情効果や連想などの心理的効果を活用して、無意識の領域に近づき心の開放をはかる試みのことです。
私たちは日々色と接して生活していますが、希望に満ちている時、その反対に深い悲しみで辛いときはどのような色に癒されているのでしょうか?毎日何気なく選んでいる洋服や、ふと目にした色の中に今の心理状態を表す深い意味が隠されているのかもしれません。
色彩心理はワムオリジナルのカラーMYMシステムで「好きな色」を分析し、色と心理の関係を探ります。
また、色は五感の一つである嗅覚とも密接に関わっています。色から香りが連想されたり、反対に香りから色が連想されることがあります。

 

色を通して相談者の「こころ」に寄り添うのがカラーセラピストの仕事です。相談者の自己発見を色彩でお手伝いする仕事ともいえるでしょう。